離婚は幸せの始まり。
こんにちは。
たきのさわ瞳です。
このページに辿りついてくださった皆さまに心から感謝いたします。
私の人生の転機は2013年の夏です。
三人の子供を連れて離婚することを決めたあの辛い経験が、今の私の原点です。
当時、小2、3歳、1歳の息子を連れて家を出て実家に帰ることも選ばず、4人で新生活を始めることを選んだ私でしたが、あの時は辛い感情を抑えて先に進む選択肢しか見えませんでした。
仕事も決まってないし、保育園も決まってないし、貯金もない。借金は残ったまま。ぼろぼろの心と経済と状況でした。
未来に希望を持たないと今を生きれず、ただただ希望の光を見つけだしたくて毎日を生きていました。
でも、昼間は気丈でいられるのに、夜になると不安と悲しみや切なさが襲ってくるのです。大きな闇に飲み込まれたような感覚になり、一人膝を抱えて泣いていました。誰にも心を開けず、冷たくなった心を抱えていたなぁと振り返って思います。
なのに、朝になればいつもどおりの元気なお母さんでいたくて、寝起きと同時に元気スイッチを入れるのです。
すべては、今日を生きるため、子供たちの未来を幸せにするために。
この私の状態って、不幸に感じますか?
私は本当に不幸だったのでしょうか?
世の中では、離婚は不幸だと言われます。かわいそうだとも言われます。もしかすると、病気や失業や貧乏も不幸に当てはまるかもしれません。
確かに辛い思いもいっぱいしました。もどかしさも、孤独も、情けなさも、罪悪感も、悲しみも、何度も感じました。
通帳の残高もなくなって、小銭を集めてご飯の準備をしたことも一度や二度じゃありません。
しかし、これが不幸かどうかを決めるのは周りではありません。家族でも、社会でもありません。
自分自身なのです。
離婚して長い間、私ってなんて不幸なんだろうと実はひっそりと思っていましたが笑、価値観が180°ぐるんとひっくり返った今は、あの経験を選んだ私自身に大拍手を送りたいくらい感謝がわいてきます。
底を体験しているからこそ、本当の幸せの意味が分かるのです。
今は心に平和を感じ、たとえ感情が揺れる出来事が起こっても引きずることもなく、自分や周りを信頼し、無償の愛を感じながら朝を迎えられる喜び、豊かさを実感できる日常。
ありがたい毎日です。
人が避けたくなるようなネガティブな経験こそが人を成長させ、強く優しくしてくれます。
だからと言って離婚のススメを書いている訳ではないのですが笑、ネガティブな経験はあなたにとって宝物になります。
ただ、残念ながらネガティブに浸る被害者で居続けると、文句と不満ばかりが浮かぶ思考のまま。本来の幸せは生きられません。
不幸なままで終わらせるか、
最高の経験に変換できるかは、あなた次第なのです。
あなたはどんな幸せを生きますか?
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